2020年11月11日(水)、午前10時~午後3時まで日弁連ひまわり基金20周年記念無料法律相談会を開催します

2020年10月14日 公開
2020/11/12

 秋田弁護士会では日弁連ひまわり基金20周年を記念して,県内各所で無料法律相談会を開催することとなりました。

 日時   令和2年11月11日午前10時から正午,午後1時から午後3時
     (予約制,事前に電話でご予約ください。電話018-896-5599)
 場所   秋田弁護士会館
      及び大館市,能代市,横手市,大仙市,由利本荘市の法律事務所
 担当弁護士数 秋田弁護士会所属弁護士8名
 相談料  無料
 相談内容 法律問題全般
 共催   日本弁護士連合会

【ひまわり基金20周年について】
 日本弁護士連合会の弁護士過疎・偏在対策の取組により,「日弁連ひまわり基金」に基づく全国初のひまわり基金法律事務所が開設されてから,本年で20年が経過いたしました。
 日弁連は,全国どこでも身近なところに弁護士が存在し,市民が迅速かつ適切な権利の実現を得られるような体制を整備することを目標として,1996年の定期総会で採択した「名古屋宣言」において,弁護士過疎・偏在を解消するために全力を挙げて取り組む決意であることを内外に明らかにいたしました。そして,1999年に,全会員の特別会費を原資とする「日弁連ひまわり基金」を創設し,2000年6月の島根県浜田市を皮切りに,全国各地の弁護士過疎地域にひまわり基金法律事務所を設置してきております。
 秋田弁護士会においても,横手市,能代市(2か所),大館市にひまわり基金法律事務所が設置され,いずれもそれぞれ地域に定着し,活動を継続しています。
 あわせて,日弁連は,各弁護士会が弁護士過疎地域に設置する法律相談センターの費用援助や,弁護士過疎・偏在地域に赴任する弁護士の養成及び支援,弁護士偏在解消対策地区に独立開業する弁護士に対する経済的支援により,弁護士過疎・偏在地域における相談体制の構築や弁護士の常駐支援に取り組んできています。
 この結果,2019年度に同基金から援助を行った過疎地型法律相談センターは137か所となり,また,2020年6月1日現在,ひまわり基金法律事務所は累計120か所に設置され,経済的支援を受けて独立開業した法律事務所は累計で168か所にのぼります。
 これらの取組によって,地方裁判所支部管轄単位における「弁護士ゼロワン地域」も大幅に減少し,2000年4月時点では71か所であったものが,2020年6月1日現在,弁護士ゼロ地域はなく,ワン地域は2か所に減少しました。
 ひまわり基金が20周年を迎えるに当たり,市民の皆様に司法過疎問題に取り組む弁護士会の活動を知って頂くべく,県内各地で無料法律相談会を行うことといたしました。
 是非お気軽にご相談いただければ幸いです。

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